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飜筋斗
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もんどり
ふりがな文庫
“
飜筋斗
(
もんどり
)” の例文
新字:
翻筋斗
廣い玄關には
洋燈
(
ランプ
)
の光のみ眩しく照つて、人影も無い。渠は
自暴糞
(
やけくそ
)
に足を下駄に突懸けたが、下駄は
飜筋斗
(
もんどり
)
を打つて三尺許り彼方に轉んだ。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
少しく体を前へ
屈
(
かが
)
めると、
飜筋斗
(
もんどり
)
打って転げ
墜
(
お
)
ちるであろう。
斯
(
こ
)
う思うと、
飲料
(
のみもの
)
を用意していない彼は
愈
(
いよい
)
よ
渇
(
かわき
)
を覚えた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
武太夫の体は
飜筋斗
(
もんどり
)
を切って、だだだだだと梯子段を転げ落ちた。
松林蝙也
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
飜
漢検1級
部首:⾶
21画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
斗
常用漢字
中学
部首:⽃
4画
“飜筋斗”で始まる語句
飜筋斗返