“頭数”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あたまかず90.0%
とうすう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭数あたまかずからいえば、三分の一ほどの減り方なのに、それでいて研究所全体が、ガランとしてしまったような淋しさだった。
宇宙爆撃 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
「しかしまあ、二百名にしろ、決死隊員の頭数あたまかずが揃ったは何よりであります。本官の名誉はともかくもたもたれました」
畜牛の頭数とうすうに合わして人間の頭数あたまかずが多い。人間にしても働く人間よりは遊食が多い。いわば舟が小さくて荷物が容積の分量を越えているのだ。事のあったときのために平生余裕をつくる暇がないのだ。
去年 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)