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ふりがな文庫
“
音律
(
リズム
)” の例文
そのやわらかな
音律
(
リズム
)
は、人ひとりいるとも見えぬその家々の軒を、格子を、ノックするように流れていった。
地図にない街
(新字新仮名)
/
橋本五郎
(著)
が、其の
中
(
うち
)
に不安の
中
(
なか
)
にも、何だか妙な快感が生じて来た。少しの間でも、自分のステツプが一人前らしくなだらかに行くと、何だか天地の
音律
(
リズム
)
と合致したやうな、一種の愉悦の念を覚えて来た。
私の社交ダンス
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
荘厳この上もない
音律
(
リズム
)
の波を耳に致しておりますうちから私は、もう身体中がゾクゾクして、いても立ってもおられないくらい空恐ろしい、今にも逃げ出したいような気持になってしまいました。
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“音律”の意味
《名詞》
音律(おんりつ)
音の高さや調子。リズム。
高さの違う音の相互の関係。
(出典:Wiktionary)
“音律”の解説
音律(おんりつ)とは、音楽に用いる音高の相対的な関係の規定である。楽器の調律では、基準となる特定の音の音高を定め、それから音律に従って他の音の音高を決定する。音高の関係は周波数の比で規定されることが多いが、必要条件ではなく、厳密な数値によって規定されない場合もある。
(出典:Wikipedia)
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
律
常用漢字
小6
部首:⼻
9画
“音”で始まる語句
音
音信
音色
音沙汰
音楽
音頭
音曲
音声
音羽
音物