鞭毛べんもう)” の例文
そこで田虫の群団は、鞭毛べんもうを振りながら、雑然と縦横に重なり合い、各々横に分裂しつつ二倍の群団となって、あぶらみなぎった細毛の森林の中を食い破っていった。
ナポレオンと田虫 (新字新仮名) / 横光利一(著)
「あのふさふさしているのは、触覚しょっかくのある鞭毛べんもうかと思ってはじめはびっくりしたが、そうじゃない。あれは何の用もしないものさ。いやどうもばけものみたいだなあ」
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)