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鞍馬
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あんば
ふりがな文庫
“
鞍馬
(
あんば
)” の例文
「
鞍馬
(
あんば
)
長途の
馳駆
(
ちく
)
、なんで服装を問おう。今日、
朕
(
ちん
)
が危急に馳せ参った労と忠節に対しては、他日、必ず重き恩賞をもって酬ゆるであろうぞ」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼らは装毛のない
兜
(
かぶと
)
をかぶり、練鉄の胸甲をつけ、皮袋にはいった
鞍馬
(
あんば
)
用ピストルと長剣とをつけていた。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
今日もシベリアのブリヤット人死ぬとその乗馬を殺し、もしくは放ち、コーカサス人、夫死すればその妻と
鞍馬
(
あんば
)
をして三度その墓を廻らしめ、爾後寡婦も馬もまた御せらるる事なからしむ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「君に
鞍馬
(
あんば
)
を与えよう。
雒城
(
らくじょう
)
へ帰って、君の友を説き、城をひらいて無血に予へ渡されい。しかる後には、かならず重く用い、卿らの一門にも、以前にまさる繁栄を約束するが」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
門前
冷落
(
れいらく
)
して
鞍馬
(
あんば
)
も
稀
(
ま
)
れに
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鞍
漢検準1級
部首:⾰
15画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“鞍馬”で始まる語句
鞍馬山
鞍馬寺
鞍馬石
鞍馬口
鞍馬詣
鞍馬天狗
鞍馬山霊