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革鞭
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かはむち
ふりがな文庫
“
革鞭
(
かはむち
)” の例文
その草地のまん中に、せいの低いをかしな形の男が、
膝
(
ひざ
)
を曲げて手に
革鞭
(
かはむち
)
をもつて、だまつてこつちをみてゐたのです。
どんぐりと山猫
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
聞えるものは
雪婆
(
ゆきば
)
んごのあちこち行つたり来たりして叫ぶ声、お互の
革鞭
(
かはむち
)
の音、それからいまは雪の中をかけあるく
九疋
(
くひき
)
の雪狼どもの息の音ばかり、そのなかから
雪童子
(
ゆきわらす
)
はふと
水仙月の四日
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
別当がこんどは、
革鞭
(
かはむち
)
を二三べん、ひゆうぱちつ、ひゆう、ぱちつと鳴らしました。
どんぐりと山猫
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
革
常用漢字
小6
部首:⾰
9画
鞭
漢検準1級
部首:⾰
18画
“革”で始まる語句
革
革鞄
革紐
革包
革足袋
革命
革嚢
革胴
革帯
革砥