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面相
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めんそう
ふりがな文庫
“
面相
(
めんそう
)” の例文
塩瀬はちょっと驚ろいて振り向いたまでは、
粗忽
(
そこつ
)
をして恐れ入ったと云う
面相
(
めんそう
)
をしていたが、高柳君の顔から服装を見るや否や、急に表情を変えた。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
女中さんは寝てしまう、妻が茶や菓子をもって来る。その
面相
(
めんそう
)
たるや頗る
険悪
(
けんあく
)
である。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
で、朱にしても、
生臙脂
(
しょうえんじ
)
にして、墨一
挺
(
ちょう
)
、
面相
(
めんそう
)
一本でもなかなか金銭が掛かります。
幕末維新懐古談:72 総領の娘を亡くした頃のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
公に
知
(
し
)
られぬようにこっそり
覗
(
のぞ
)
いて見るとさも痛そうな顔色をして痛みある局部をみずから
摩
(
さす
)
っていても、誰か病室に入れば、ただちに
面相
(
めんそう
)
を変え、痛みなき
風
(
ふう
)
をよそおったという。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
お代が本家へ帰りし間もなく、本家の父は
面相
(
めんそう
)
変えて大原の家へ入り来れり。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
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にんじんの
面相
(
めんそう
)
は、まずまず、人に好感をもたせるようにできていない。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
教育家の
面相
(
めんそう
)
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“面相”で始まる語句
面相筆