“めんそう”の漢字の書き方と例文
語句割合
面相100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公にられぬようにこっそりのぞいて見るとさも痛そうな顔色をして痛みある局部をみずからさすっていても、誰か病室に入れば、ただちに面相めんそうを変え、痛みなきふうをよそおったという。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
お代が本家へ帰りし間もなく、本家の父は面相めんそう変えて大原の家へ入り来れり。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
にんじんの面相めんそうは、まずまず、人に好感をもたせるようにできていない。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)