靜寂しじま)” の例文
新字:静寂
底深い群青色ぐんじやういろの、表ほのかにいぶりて弓形に張り渡したる眞晝の空、其處には力の滿ち極まつた靜寂しじま光輝かがやきがあり、悲哀かなしみがある。
靜寂しじまを、つきしろの影青かげあを
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
かかる靜寂しじまをことならば
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)