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青梅
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あおうめ
ふりがな文庫
“
青梅
(
あおうめ
)” の例文
母なる人が、
青梅
(
あおうめ
)
の
実
(
み
)
にあたって、月
盈
(
み
)
たぬうちに早産したせいだとか。——いわゆる月足らずの子であったとみえる。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
石段を
駆
(
か
)
けて
上
(
のぼ
)
って、
境内
(
けいだい
)
にちらほらとある、
青梅
(
あおうめ
)
の中を、
裳
(
もすそ
)
はらはらでお君が
潜
(
くぐ
)
って。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
陽あたりのよい壁に、
青梅
(
あおうめ
)
の
実
(
み
)
のついた老梅の影が描かれていた。そこの
欄
(
らん
)
に、片足をのせて、佐々木小次郎は、
先刻
(
さっき
)
から、森の集まりを見ていたのであった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
梅
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
“青梅”で始まる語句
青梅宿
青梅縞
青梅街道
青梅屋
青梅綿
青梅道
青梅院
青梅街道口