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露西亜人
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ロシアじん
ふりがな文庫
“
露西亜人
(
ロシアじん
)” の例文
旧字:
露西亞人
「それから、炊事場へ
露西亜人
(
ロシアじん
)
をよせつけることはならん。残飯は一粒と
雖
(
いえど
)
も、やることは絶対にならん。厳禁してくれ。」
渦巻ける烏の群
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
或
露西亜人
(
ロシアじん
)
の半身像を据えた部屋の中に紅毛人の女が一人せっせとタイプライタアを
叩
(
たた
)
いている。
誘惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かつて
二葉亭
(
ふたばてい
)
といっしょに北の方を旅行して、
露西亜人
(
ロシアじん
)
に
苛
(
ひど
)
い目に
逢
(
あ
)
ったと話した。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それでも
露西亜人
(
ロシアじん
)
だけあって、眼にあまる山のことごとくに砲台を構えて、その砲台のことごとくに、馬車を
駆
(
か
)
って
頂辺
(
てっぺん
)
まで登れるような広い
路
(
みち
)
をつけたのは感心ですとA君が語られる。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
丘のそこかしこ、それから、丘のふもとの草原が延びて行こうとしているあたり、そこらへんに、
露西亜人
(
ロシアじん
)
の家が点々として散在していた。革命を恐れて、本国から逃げて来た者もあった。
渦巻ける烏の群
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
▼ もっと見る
私も一度友だちと一しょに、パブリック・ガアデンを歩いていた時、身なりの悪い
露西亜人
(
ロシアじん
)
に、しつっこく金をねだられました。あれなぞは唯の乞食でしょうが、余り気味の好いものじゃありません。
上海游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
露
常用漢字
中学
部首:⾬
21画
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
亜
常用漢字
中学
部首:⼆
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“露西亜”で始まる語句
露西亜
露西亜名
露西亜軍
露西亜文字
露西亜兵
露西亜辺
露西亜物
露西亜風
露西亜船
露西亜語