“露西亜物”の読み方と例文
読み方割合
ロシアもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕はいったいどんな事が書いてあるのかと聞いた。彼はまあ読んで見ろと云って、その本を取って僕に渡した。標題にはゲダンケという独乙字ドイツじが書いてあった。彼は露西亜物ロシアものの翻訳だと教えてくれた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)