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霧笛
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きりぶえ
ふりがな文庫
“
霧笛
(
きりぶえ
)” の例文
今日も今日、父なる燈台守は、
櫓
(
やぐら
)
のうえに立って望遠鏡を手にし、
霧笛
(
きりぶえ
)
を
鳴
(
なら
)
しながら海の上を
見戍
(
みまも
)
っていた。
おさなき灯台守
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
ここに燈台の
櫓
(
やぐら
)
では、父のため、多くの難船した人のため、
摩耶
(
まや
)
はあらん限りの力で
霧笛
(
きりぶえ
)
を吹いた。
おさなき灯台守
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
直
(
す
)
ぐに救いのボートを出すから、須美は村の者に直ぐこのことを知らせるよう、それから摩耶は
櫓
(
やぐら
)
の上で
霧笛
(
きりぶえ
)
を吹いているんだぞ、しっかり吹かないと、お父さんまで難船してしまうぞ。
好
(
よ
)
いか
おさなき灯台守
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
“霧笛(霧信号所)”の解説
霧信号所(きりしんごうしょ)とは、航路標識の一種、音波標識である。霧や吹雪などで視界が悪いときに船舶に対し音で信号所の概位・方向を知らせるものである。霧笛(むてき、英語:foghorn)と呼ばれることもあるが、船舶の汽笛による霧中信号(視界制限状態における音響信号)と混同されることも多い。
(出典:Wikipedia)
霧
常用漢字
中学
部首:⾬
19画
笛
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
“霧”で始まる語句
霧
霧雨
霧島
霧渓
霧除
霧風
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霧渓晋