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雷光
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いなづま
ふりがな文庫
“
雷光
(
いなづま
)” の例文
窒扶斯
(
チブス
)
の熱度表のやうな
雷光
(
いなづま
)
がぴかりと光つたと思ふと、大隈侯のやうな顔をした雷さまがにこにこもので一人伝右衛門の家へ転げ落ちて来た。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
それと同時に一瞬、
雷光
(
いなづま
)
のやうに森中がパッと照らし出されたのぢや。咄嗟に祖父は細い灌木のあひだを縫ふやうに走つてゐる小径を見てとつた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:06 紛失した国書
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
たちまちサーッと紫の
雷光
(
いなづま
)
が、空怖ろしく降り下ろされてきた。
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
あつと言ふ間に曼舟氏の片足へ噛みついて、そのまゝ
雷光
(
いなづま
)
のやうに消えてしまつた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“雷光”の意味
《名詞》
稲妻。稲光。
(出典:Wiktionary)
雷
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“雷”で始まる語句
雷
雷鳴
雷門
雷霆
雷神
雷雨
雷同
雷竜
雷火
雷電