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雪袴
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ゆきばかま
ふりがな文庫
“
雪袴
(
ゆきばかま
)” の例文
黒い
雪袴
(
ゆきばかま
)
をはいた二人の一年生の子がどてをまわって運動場にはいって来て、まだほかにだれも来ていないのを見て
風の又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
人通りの少い靜かな柳のかげで、
雪袴
(
ゆきばかま
)
のやうなものを穿いた少年が
柔軟
(
やはらか
)
な身體を種々に動かして見せた。兩足で首を挾む、
逆
(
さかさ
)
に
蜻※返
(
とんぼがへ
)
りする、自由自在にやりました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
菊枝は台所からおどおどしながら出てきて、窮屈な
雪袴
(
ゆきばかま
)
の膝を板の間に折った。
緑の芽
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
黒い
雪袴
(
ゆきばかま
)
をはいた二人の一年生の子がどてをまわって運動場にはいって来て、まだほかに
誰
(
たれ
)
も来ていないのを見て
風野又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“雪袴(もんぺ)”の解説
もんぺとは、和服における袴の形状をした作業着の一種、またはそれを改良した作業用ボトムス(下半身を纏う為の衣服)を指す。一般的に女性用衣類で名称は地方により、山袴(やまばかま)、雪袴、裁着(たっつけ )、軽衫(かるさん)、裾細(すそぼそ)など多様に呼称がある。季語は夏。
(出典:Wikipedia)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
袴
漢検準1級
部首:⾐
11画
“雪”で始まる語句
雪
雪崩
雪駄
雪洞
雪隠
雪解
雪白
雪踏
雪舟
雪沓