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雪橇
ふりがな文庫
“雪橇”の読み方と例文
読み方
割合
ゆきぞり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆきぞり
(逆引き)
カーテンを上げて
覗
(
のぞ
)
いてみると、
人気
(
ひとけ
)
のない深夜の裏通りを一台の
雪橇
(
ゆきぞり
)
が
辷
(
すべ
)
って行く、と思う間もなく、もう町のカーヴを曲って見えなくなってしまった。
追憶の冬夜
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
そのうちに、向うの
厩
(
うまや
)
の中から、さいぜんの若い馭者が馬の口をとりながら、一台の
雪橇
(
ゆきぞり
)
を曳き出して来るのが見えた。僕は
雪橇
(
ゆきぞり
)
というものをはじめて見た。
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
人や馬の曳く
雪橇
(
ゆきぞり
)
は
幾台
(
いくつ
)
か丑松の側を通り過ぎた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
雪橇(ゆきぞり)の例文をもっと
(3作品)
見る
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
橇
漢検1級
部首:⽊
16画
“雪”で始まる語句
雪
雪崩
雪駄
雪洞
雪隠
雪解
雪白
雪踏
雪舟
雪沓
“雪橇”のふりがなが多い著者
島崎藤村
堀辰雄
寺田寅彦