“離騒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りさう50.0%
りそう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは事のついでに言つて置く。昔の漢医方時代には詩や離騒りさうの動植を研究した書が多く出でた。我万葉集の動植の考証の如きも亦同じである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
支那の文学は『離騒りそう』を始めとして韓柳かんりゅうの文李杜りとの詩に至るまで皆副業の産物なり。西洋の文学を見るもモリエールは旅役者なりけり。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)