“李杜”の読み方と例文
読み方割合
りと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那の文学は『離騒りそう』を始めとして韓柳かんりゅうの文李杜りとの詩に至るまで皆副業の産物なり。西洋の文学を見るもモリエールは旅役者なりけり。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
李杜りと王孟おうもうの如き詩人を、蕪村時代の日本に生れて俳句を作らしめたりとも、彼らが蕪村よりはるかに立ちまさりたる技倆ありとも信じがたく、蕪村をして盛唐に生れしめなば
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
こぞって 皆そうとす 李杜りとの詩を。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)