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離叛
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りはん
ふりがな文庫
“
離叛
(
りはん
)” の例文
氏家広行は大垣の城主で、いわゆる地侍の
頭目
(
とうもく
)
である。岐阜の抑えとして、その氏家だけを留めておくのは、不安な上に、或いは、神戸信孝と通じて、
離叛
(
りはん
)
せぬ限りもない。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
汐田は入学当時こそほんの二三回そこへ寄って
呉
(
く
)
れたが、環境も思想も音を立てつつ
離叛
(
りはん
)
して行っている二人には、以前のようなわけへだて無い友情はとても望めなかったのだ。
列車
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
工藝を去って美術に転ずるのは、工藝からの
離叛
(
りはん
)
ではないか。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
信長に
離叛
(
りはん
)
して、しかもその上、駿府の今川家からは
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“離叛”の意味
《名詞》
離叛(りはん)
離れ、叛くこと。
(出典:Wiktionary)
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
叛
漢検準1級
部首:⼜
9画
“離”で始まる語句
離
離屋
離室
離座敷
離縁
離家
離亭
離々
離別
離房