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雛僧
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こぞう
ふりがな文庫
“
雛僧
(
こぞう
)” の例文
暴風雨のために
準備
(
したく
)
狂いし落成式もいよいよ済みし日、上人わざわざ源太を
召
(
よ
)
びたまいて十兵衛とともに塔に上られ、心あって
雛僧
(
こぞう
)
に持たせられしお筆に
墨汁
(
すみ
)
したたか含ませ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
やがて汽船の傍に漕ぎ寄せて老僧は
雛僧
(
こぞう
)
さんに扶けられて船に乘り移り、私もそのあとから續いて乘つた。雛僧さんが手荷物を老僧に渡して歸つてゆくと、一等室には老僧と私と二人きりである。
湖光島影:琵琶湖めぐり
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
暴風雨のために
準備
(
したく
)
狂ひし落成式もいよ/\済みし日、上人わざ/\源太を
召
(
よ
)
び玉ひて十兵衞と共に塔に上られ、心あつて
雛僧
(
こぞう
)
に持たせられし御筆に
墨汁
(
すみ
)
したゝか含ませ、我此塔に銘じて得させむ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
雛
漢検準1級
部首:⾫
18画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“雛”で始まる語句
雛
雛妓
雛鳥
雛形
雛罌粟
雛鶏
雛壇
雛様
雛段
雛菊