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雑踏
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ひとごみ
ふりがな文庫
“
雑踏
(
ひとごみ
)” の例文
旧字:
雜踏
中には
雑踏
(
ひとごみ
)
に紛れて知らない男を
罵
(
ののし
)
るものも有った。慾に目の無い町の商人は、
簪
(
かんざし
)
を押付け、
飲食
(
のみくい
)
する物を売り、多くの労働の
報酬
(
むくい
)
を一晩に
擲
(
なげう
)
たせる算段をした。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
由三は此の
關
(
くわん
)
門を通り抜けて、森川町から本郷通りへブラリ/″\進む。
雑踏
(
ひとごみ
)
の
中
(
なか
)
を
些
(
ちよつ
)
と古本屋の前に立停ツたり、小間物店や呉服店をチラと
覗
(
のぞ
)
いて見たりして、
毎
(
いつも
)
のやうに
日影町
(
ひかげちよう
)
から春木町に出る。
昔の女
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
“雑踏”の意味
《名詞》
雑踏(ざっとう)
多くの人で混雑すること。またそのような場所。人混み。
(出典:Wiktionary)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
“雑踏”で始まる語句
雑踏裡