集解しゅうげ)” の例文
ラマ教の教学の組織は、名目みょうもく、教儀、集解しゅうげという順でやっていく。智海は卅一年の五月に中座に進み、その年いっぱい観心と玄義をやり、卅二年の暮に小導師の位をとった。
新西遊記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
呉茱萸の形状性質については『本草綱目』呉茱萸の「集解しゅうげ」中に引用してある宋の蘇頌の『図経本草』の説がすこぶる要領を得ているようだから、今左にこれを抄出して見よう。すなわちそれは
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)