“しゅうげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
集解66.7%
集戯33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ラマ教の教学の組織は、名目みょうもく、教儀、集解しゅうげという順でやっていく。智海は卅一年の五月に中座に進み、その年いっぱい観心と玄義をやり、卅二年の暮に小導師の位をとった。
新西遊記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
呉茱萸の形状性質については『本草綱目』呉茱萸の「集解しゅうげ」中に引用してある宋の蘇頌の『図経本草』の説がすこぶる要領を得ているようだから、今左にこれを抄出して見よう。すなわちそれは
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
適当な世代が来たとき今度は私たちが発起人となつて大年の一夜を集戯しゅうげ会飲、以て、江戸文明爛熟期の風流を再現し、翁が徳川文化愛慕の霊を慰むることも亦宛ち難事とは云へないが
滝野川貧寒 (新字旧仮名) / 正岡容(著)