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雅号
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ががう
ふりがな文庫
“
雅号
(
ががう
)” の例文
しかし
雅号
(
ががう
)
と言ふものはやはり作品と同じやうにその人の個性を示すものである。
菱田春草
(
ひしだしゆんさう
)
は年少時代には
駿走
(
しゆんそう
)
の号を用ひてゐた。年少時代の春草は定めし駿走らしかつたであらう。
続澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
日本の作家今は多く
雅号
(
ががう
)
を用ひず。文壇の新人旧人を分つ、
殆
(
ほとんど
)
雅号の有無を以てすれば足るが如し。されば
前
(
さき
)
に雅号ありしも捨てて用ひざるさへ少からず。雅号の薄命なるも
亦
(
また
)
甚しいかな。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“雅号”の意味
《名詞》
雅号(がごう)
文人や画家などが本名以外で使用する風流な名前。
(出典:Wiktionary)
“雅号”の解説
雅号(がごう)は、文人・画家・書家などが、本名以外につける風雅な名のことである。
(出典:Wikipedia)
雅
常用漢字
中学
部首:⾫
13画
号
常用漢字
小3
部首:⼝
5画
“雅”で始まる語句
雅
雅致
雅楽
雅楽頭
雅典
雅味
雅邦
雅量
雅懐
雅人