“陽蔭”の読み方と例文
読み方割合
ひかげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お前はこれからは一生をちょうど陽蔭の花のようにしく咲かなければならないのだよ。おお可哀そうな久田姫や! そしてお前のお母様は……そしてお前のお母様は……
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
陽蔭の花で暮す事に満足であったし、きんは趣味として小説本を読む事が好きであった。
晩菊 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
稲田にはさまれた道の右側に、小高くまるい塚のようなものがあり、そこだけひと固まりに松林が陽蔭をつくってい、その陽蔭に小さな掛け茶屋があった。あの茶店へはいるなと、六兵衛は思った。
ひとごろし (新字新仮名) / 山本周五郎(著)