トップ
>
陽蔭
>
ひかげ
ふりがな文庫
“
陽蔭
(
ひかげ
)” の例文
お前はこれからは一生をちょうど
陽蔭
(
ひかげ
)
の花のように
寂
(
さび
)
しく咲かなければならないのだよ。おお可哀そうな久田姫や! そしてお前のお母様は……そしてお前のお母様は……
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
陽蔭
(
ひかげ
)
の花で暮す事に満足であったし、きんは趣味として小説本を読む事が好きであった。
晩菊
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
稲田にはさまれた道の右側に、小高くまるい塚のようなものがあり、そこだけひと固まりに松林が
陽蔭
(
ひかげ
)
をつくってい、その陽蔭に小さな掛け茶屋があった。あの茶店へはいるなと、六兵衛は思った。
ひとごろし
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
“陽”で始まる語句
陽
陽炎
陽気
陽光
陽氣
陽溜
陽脚
陽焦
陽火
陽射