“陸近”の読み方と例文
読み方割合
くがぢか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陸近(くがぢか)なれば憂慮(きづか)いもなく、ただ景色の好(よ)さに、ああまで恐ろしかった婆(ばば)の家、巨刹(おおでら)の藪(やぶ)がそこと思う灘(なだ)を、いつ漕ぎ抜けたか忘れていたのに、何を考え出して、また今の厭(いな)な年寄。……
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)