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陷穽
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かんせい
ふりがな文庫
“
陷穽
(
かんせい
)” の例文
新字:
陥穽
われ等は歸途に
就
(
つ
)
きたり。此時身邊なる熔岩の流に、爆然聲ありて、
陷穽
(
かんせい
)
を生じ
炎焔
(
ほのほ
)
を吐くを見き。されどわれは
復
(
ま
)
た
戰
(
をのゝ
)
き
慄
(
ふる
)
ふことなかりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
惡口の方は、商賣敵の
陷穽
(
かんせい
)
にきまつて居ますが、漠然と江戸中に擴がつた、眞珠太夫の人氣も大變なものです。
銭形平次捕物控:319 真珠太夫
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
仲橋の古道具屋、北田屋道八の誘惑と
陷穽
(
かんせい
)
に落ち、うつかり借りた金のために、心ならずも古今東西の名匠の名を
騙
(
かた
)
つて、恐ろしい僞筆を
揮
(
ふる
)
ふことになつたのです。
銭形平次捕物控:226 名画紛失
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
陷
部首:⾩
11画
穽
漢検1級
部首:⽳
9画
“陷”で始まる語句
陷
陷入
陷落
陷沒
陷込
陷穴