陶土つち)” の例文
だめだだめだ若い奴らは、五年もこの山にむとカサカサになって寒巌枯骨かんがんここつのていたらくだ、陶土つちあぶら艶気つやけもなくなってくる。そんな野郎は茶人相手の柿右衛門かきえもんの所へ行ッちまえ。
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)