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艶気
ふりがな文庫
“艶気”の読み方と例文
旧字:
艷氣
読み方
割合
つやけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つやけ
(逆引き)
二本の指を口へいれて、苦しそうに酒を
嘔吐
(
もど
)
している。いつも、顔へ顔が映ると笑われている彼の頬も、
艶気
(
つやけ
)
がなく、真っ
蒼
(
さお
)
であった。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
或時は、もう寡婦で
艶気
(
つやけ
)
のない、
頭髪
(
かみのけ
)
の薄い、神経質な女だと思った。私は、女のことを考えているうちに、日が暮れた。
抜髪
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
今は色気も
艶気
(
つやけ
)
もなき病人が寐床の上の
懺悔
(
ざんげ
)
物語として昔ののろけもまた一興であらう。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
艶気(つやけ)の例文をもっと
(8作品)
見る
艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
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