陳震ちんしん)” の例文
そうきまったので、河北から使者にきて長逗留していた陳震ちんしんはなんら得るところなく、追い返されてしまった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「袁紹の臣で陳震ちんしんと申すものです。一日もはやくこの地をのがれて、河北へ来給えとお言伝ことづてでございます」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
袁紹の重臣陳震ちんしんが、書を載せて、呉へ下ったのはそれから半月ほど後のことだった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところへ、遠く河北の地から、袁紹えんしょうの書を持って、陳震ちんしんが使いに来た。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
陳震ちんしんが或るとき、玄徳にこう告げた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)