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陰刻
ふりがな文庫
“陰刻”の読み方と例文
読み方
割合
いんこく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんこく
(逆引き)
下絵は当時の著名な書家や画家が描いたようであるが、後にはただ名を借りたものが多いようである。専門の
彫師
(
ほりし
)
があって
陰刻
(
いんこく
)
しこれに黒の
象嵌
(
ぞうがん
)
を入れた。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
陰刻
(
いんこく
)
な冬が
彼岸
(
ひがん
)
の風に吹き払われた時自分は寒い
窖
(
あなぐら
)
から顔を出した人のように明るい世界を眺めた。自分の心のどこかにはこの明るい世界もまた今やり過ごした冬と同様に平凡だという感じがあった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
陰刻(いんこく)の例文をもっと
(2作品)
見る
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“陰”で始まる語句
陰
陰鬱
陰影
陰気
陰翳
陰陽師
陰氣
陰欝
陰陽
陰々
“陰刻”のふりがなが多い著者
柳宗悦
夏目漱石