“附切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきき50.0%
つききり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母の境遇にある婦人といっても、子供の側に附切つききっていねばならないものでなく、殊に子供が幼稚園や小学へ行くようになれば、母の時間は余ります。
地元の川名村からけつけて来た村医金森博士は、夜の明けるまで殆ど附切つききりで手当をしていたが、どうやら大丈夫と見極めがついたのであろう、みんなの待っている処へ大股に出て来た。
廃灯台の怪鳥 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)