“附出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきだ50.0%
つけだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
バーテンというよりは料理場といった方が似合うところで、柳吉はなまこの酢の物など附出つきだしの小鉢物を作り、蝶子はしきりに茶屋風の愛嬌を振りまいた。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
幾年かむかし、栃木山と一緒に附出つけだしとなつて初めて土俵の砂を踏んだ力士すまふとりが十幾人かある。そのなかで、づば抜けて出世をしたのが栃木山で、それに次いでは東の幕下十枚目に羽州山うしうざんがゐる。