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阿父
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とう
ふりがな文庫
“
阿父
(
とう
)” の例文
そら、
媒人
(
なこうど
)
でしょう
家
(
うち
)
は? だから、
阿父
(
とう
)
さんも
阿母
(
かあ
)
さんも早めに行ってないと
不好
(
いけない
)
って、
先刻
(
さっき
)
出て行ったのよ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
花模様の丸ボヤの
洋灯
(
ランプ
)
の
下
(
もと
)
で、隅ではあったが、皆と一つ食卓に
対
(
むか
)
い、若い雪江さんの罪の無い話を聴きながら、
阿父
(
とう
)
さん
阿母
(
かあ
)
さんの
莞爾々々
(
にこにこ
)
した
面
(
かお
)
を見て、
賑
(
にぎや
)
かに食事して
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
軈
(
やが
)
て食事が済むと、
阿父
(
とう
)
さんが又主人になって、私に
対
(
むか
)
って
徐々
(
そろそろ
)
小むずかしい話を始めた。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
“阿父”で始まる語句
阿父様
阿父樣