“闇路(やみぢ)” の例文
失せし夫婦の弔ふ者もあらで闇路(やみぢ)の奥に打棄てられたるを悲く、あはれ猶(なほ)少時(しばし)留らずやと、いと迫(せ)めて乞ひ縋(すが)ると覚ゆるに、行くにも忍びず、又立還りて積みたる土に息(いこ)へり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
いとせめて闇路(やみぢ)ながらに
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
闇路(やみぢ)の林ゆきまよふ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)