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長衫
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ながぎ
ふりがな文庫
“
長衫
(
ながぎ
)” の例文
孔乙己は立飲みの方でありながら
長衫
(
ながぎ
)
を著た唯一の人であった。彼は身の長けがはなはだ高く、顔色が青白く、皺の間にいつも傷痕が交っていて胡麻塩鬚が
蓬々
(
ぼうぼう
)
と生えていた。
孔乙己
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
彼はお納戸色のリンネルの
長衫
(
ながぎ
)
を
著
(
き
)
て、ちょうど今
独木橋
(
まるきばし
)
の上を歩いて来るのであった。
風波
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
その時たまたま話しに来た人は、昔馴染の
金心異
(
きんしんい
)
という人で、手に提げた
折鞄
(
おりかばん
)
を破れ机の上に置き、
長衫
(
ながぎ
)
を脱ぎ捨て、わたしの
真前
(
まんまえ
)
に坐した。犬を恐れるせいでもあろう。心臓がまだ
跳
(
おど
)
っている。
「吶喊」原序
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
衫
漢検1級
部首:⾐
8画
“長”で始まる語句
長
長閑
長襦袢
長押
長火鉢
長椅子
長刀
長柄
長靴
長持