トップ
>
長曾我部元親
>
ちょうそかべもとちか
ふりがな文庫
“
長曾我部元親
(
ちょうそかべもとちか
)” の例文
ここは
土佐
(
とさ
)
の国
浦戸
(
うらど
)
の城中。大館の広庭では、領主
長曾我部元親
(
ちょうそかべもとちか
)
をはじめ家臣のならぶ前で、いましも二人の武士が試合を始めようとしているところであった。
だんまり伝九
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
この刀をもって物を斬った話、古くは
源頼光
(
みなもとのらいこう
)
の童子切と、近代では
長曾我部元親
(
ちょうそかべもとちか
)
が何とやらしたという話、そのほかは
畏
(
おそ
)
れかしこんで神棚へ祀るほかには能事がない。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
さる場合には、われらは、
雑賀
(
さいが
)
、
根来
(
ねごろ
)
の僧徒をかたらい、四国の
長曾我部元親
(
ちょうそかべもとちか
)
どのは、瀬戸内の海賊衆をも引き具して、時を一つに、大坂表へ攻めのぼらんと存ずるのでござる
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頑然
(
がんぜん
)
、信長に対抗している敵は、由来、
長曾我部元親
(
ちょうそかべもとちか
)
であったが、信長は、その敵に対して、
三好
(
みよし
)
の一族を遠くから援護して当らせ、ともかく今日までは、その
伸展
(
しんてん
)
を制して来た。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
四国の
長曾我部元親
(
ちょうそかべもとちか
)
へも、彼はすでに、この帷幕から書簡を持たせて急使を立てた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
紀州の
畠山貞政
(
はたけやまさだまさ
)
、
根来
(
ねごろ
)
の
雑賀党
(
さいがとう
)
。そして四国の
長曾我部元親
(
ちょうそかべもとちか
)
などがその組だ。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
曾
部首:⽈
12画
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
“長曾我部元親”で始まる語句
長曾我部元親式目