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鑑別
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みわ
ふりがな文庫
“
鑑別
(
みわ
)” の例文
野菜でも菓物でも肉でも何でもお料理に使うものは品物の
善悪
(
よしあし
)
をよく
鑑別
(
みわ
)
けた上にその食べ頃を知らなければ
折角
(
せっかく
)
の美味しいものが
不味
(
まず
)
くなります。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
輩下を従えた老給仕頭が
慇懃
(
いんぎん
)
に迎い入れる。その瞬間に彼は客が
食通
(
グウルメ
)
であるか無いかおおよそ見分ける。舌のない客と
鑑別
(
みわ
)
ければ左室の通称「
悪い側
(
コーテ・モーベエ
)
」の方へ入れる。
食魔に贈る
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
馴れた漁夫は一見してこれは居着これは
乗込
(
のりこみ
)
と
鑑別
(
みわ
)
けます。色も違い形も違い
匂
(
におい
)
も違います。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
自然の落葉のままが風雅なら、どんな田舎家にも千家茶道宗家の看板は
掲
(
か
)
けられましょう。まわりを刈り込んで、残すだけを残した髯と、無精髯とは
鑑別
(
みわ
)
けてやらねばなりません。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“鑑別”の意味
《名詞》
鑑 別(かんべつ)
よく調べて判別すること。
(少年犯罪)医学、心理学、教育学、社会学などの専門的知識に基づいて非行の背景を明らかにし、改善のため適切な指針を示すこと。
(出典:Wiktionary)
鑑
常用漢字
中学
部首:⾦
23画
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“鑑別”で始まる語句
鑑別方法