“鐘塔”の読み方と例文
読み方割合
しゅとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狐にかされたような顔をして茫然ぼうぜんと塔を出る。帰り道にまた鐘塔しゅとうの下を通ったら高い窓からガイフォークスが稲妻いなずまのような顔をちょっと出した。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その中間をつらねている建物の下をくぐってむこうへ抜ける。中塔とはこの事である。少し行くと左手に鐘塔しゅとうそばだつ。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)