“鎧窓”の読み方と例文
読み方割合
よろいまど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裏口に廻った部下の一人が帰ってきて、二階の西側の鎧窓よろいまどに鍵のかかっていないところがあって、そこから中へ這入れると報告をした。大川はよろこんで
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
屋根の垂木たるき、廊の勾欄こうらんまでが、雪とうつり合って面白い。浴室の鎧窓よろいまどから、湯煙の立ちのぼるのも面白い。湯滝の音が、とうとうと鳴るのも歌になると思いました。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)