“錦豹子”の読み方と例文
読み方割合
きんびょうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いざ斬り込みとなったら出て来い。——そうだ石秀と、そして錦豹子きんびょうし楊林ようりんをこれへ呼んでくれ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひとりは梁山泊の神行太保しんこうたいほう戴宗たいそう、もひとりは錦豹子きんびょうし楊林ようりん。あの二人を頼んで行きましょうや
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彰徳府しょうとくふ楊林ようりんと申す者で、あだ名は錦豹子きんびょうし。……じつは二た月ほど前に、公孫勝こうそんしょう先生に行き会い、おまえもいつかは梁山泊へ行けと、お手紙までいただいておりましたようなわけで」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)