“鋼線（ロープ）” の例文

重い物体をひっかける化物（ばけもの）のようにでっかい鈎（かぎ）が、太い撚（よ）り鋼線（ロープ）で吊（つ）ってあり、また橋梁の一隅（いちぐう）には、鉄板（てっぱん）で囲った小屋が載（の）っていて、その中には

夜泣き鉄骨 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

“鋼線”の意味

《名詞》
鋼 線（こうせん）

鋼鉄で作られた針金のこと。ステンレス鋼線、亜鉛めっき鋼線、など（日本産業規格（鉄鋼）の一覧 を参照）。
(出典:Wiktionary)

“鋼線（針金）”の解説

針金（はりがね）とは、金属を細長く糸状に延ばしたもの。明治時代には電線のことをさす場合もあった。
単純に言う場合には鉄で出来たものを指すが、常温では液体である水銀を除く金属一般あるいは、黄銅等の合金で出来たものもあり、その材質をもって○○の針金（例として鉄の針金、真鍮の針金、金の針金など）と呼称することもある。なお太さは線径（線の直径）あるいは番手と呼ばれる数字（BWG,AWG）で表される。針金の表面はビニールや紙などの被覆で加工されることもある。なお針金は同じ箇所で曲げを繰り返すと加工硬化で硬くなり、折れることがある。
強度の高いものはピアノ線や鋼線などとして区別され、針金と呼称される材料には強度が求められない場合が多い。変形性に富むが、形状記憶性がない材料で、外的要因がなければ基本的にその形状を保持する。
(出典:Wikipedia)

鋼	常用漢字 小６ 部首:⾦ 16画
線	常用漢字 小２ 部首:⽷ 15画