“銅子児”の読み方と例文
読み方割合
トンズル100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本人にはずいぶんばかげた話だが、数日前、南山の裏山で銅子児トンズルのやり取りに余念のない苦力クーリー六名の傍らに、どこから来たか全身白毛の子狐が飛び出した。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
中の快上快クワイシャンクワイと、銅子児トンズルが、がらくたのように床の上になだれ落ちた。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)