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鉛錘
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おもり
ふりがな文庫
“
鉛錘
(
おもり
)” の例文
十五匁程の
鉛錘
(
おもり
)
は
進退
(
しんたい
)
環
(
かん
)
によりて、
菅絲
(
すがいと
)
に懸る。綸は太さ三匁其の黒き事漆の如く、手さわりは好くして柔かなるは、春風に
靡
(
なび
)
く青柳の糸の如し。
大利根の大物釣
(新字新仮名)
/
石井研堂
(著)
綸、
天蚕糸
(
てぐす
)
など異りたること無し。鉤もまた昔ながらの狐形と袖形となり。たゞ
鉛錘
(
おもり
)
は
近来
(
ちかごろ
)
の考に成りたる由にて、「にっける」の薄板を
被
(
き
)
せたれば光り輝きて美し。
鼠頭魚釣り
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“鉛錘”の意味
《名詞》
鉛 錘(えんすい)
鉛でできた錘(おもり)。釣り糸、漁網に付ける。かつては水深を測るためのロープにも付けた。
(出典:Wiktionary)
鉛
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
錘
漢検準1級
部首:⾦
16画
“鉛”で始まる語句
鉛
鉛筆
鉛色
鉛粉
鉛管
鉛華
鉛玉
鉛丸
鉛丹
鉛釉