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鉄檻
ふりがな文庫
“鉄檻”の読み方と例文
旧字:
鐵檻
読み方
割合
てつおり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てつおり
(逆引き)
「とはいっても、先きも軽業お初だ。あんまり安心していると、
鉄檻
(
てつおり
)
でも脱けかねねえ奴——おめえの方も、きびきび
行
(
や
)
らかす心支度が出来たかな?」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
拳闘場
(
けんとうじょう
)
の
鉄梯子道
(
てつばしごみち
)
の岐路でこの二人が出会っての対話の場面と、最後に監獄の
鉄檻
(
てつおり
)
の中で死刑直前に同じ二人が話をする場面との照応にはちょっとしたおもしろみがある。
映画雑感(Ⅳ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
準備が整って予定の時刻が迫ると、見物人らは一定の距離に画した非常線の外まで退去を命ぜられたので、自分らも
花屋敷
(
はなやしき
)
の
鉄檻
(
てつおり
)
の裏手の焼け跡へ行って、合図のラッパの鳴るのを待っていた。
Liber Studiorum
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
鉄檻(てつおり)の例文をもっと
(3作品)
見る
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
檻
漢検1級
部首:⽊
18画
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
鉄漿
鉄槌
鉄砲
鉄棒
鉄扉
鉄格子
鉄鎚
鉄柵
“鉄檻”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
寺田寅彦