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鈍麻
ふりがな文庫
“鈍麻”の読み方と例文
読み方
割合
どんま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんま
(逆引き)
むしろ動きやすくなっているのだが、それは悲哀の方にであって、笑いの方には
鈍麻
(
どんま
)
している。五郎から笑いはなくなった。妙に涙もろくなって来た。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
それも普通の方法では、漢青年の疑惑を避けることができないから、あのような面倒な
道具建
(
どうぐだて
)
をし、
彼
(
か
)
の青年の知覚を
鈍麻
(
どんま
)
させて、あの狂言をうったのさ。
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
機銃のやうにはじき出される騒音に聴覚をすつかり
鈍麻
(
どんま
)
させ、眼ばかり神経質に光らせながら、あるひは
萎
(
な
)
えしをれ、あるひは却つて毒々しく照り映えて、ひしめき揺らいでゐるのだつた。
灰色の眼の女
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
鈍麻(どんま)の例文をもっと
(3作品)
見る
“鈍麻”の意味
《名詞》
鈍麻(どんま)
感覚が鈍くなること。
(出典:Wiktionary)
鈍
常用漢字
中学
部首:⾦
12画
麻
常用漢字
中学
部首:⿇
11画
“鈍”で始まる語句
鈍
鈍色
鈍刀
鈍物
鈍重
鈍々
鈍間
鈍根
鈍痛
鈍感
“鈍麻”のふりがなが多い著者
梅崎春生
神西清
海野十三