“どんま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鈍麻60.0%
鈍痲20.0%
鈍磨20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも普通の方法では、漢青年の疑惑を避けることができないから、あのような面倒な道具建どうぐだてをし、の青年の知覚を鈍麻どんまさせて、あの狂言をうったのさ。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
縦縞が感覚および感情にとってあまりに陳腐ちんぷなものとなってしまった場合、換言すれば感覚および感情が縦縞に対して鈍痲どんました場合に
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
しかし子供の数が増加してくるにしたがって、青年の純情じゅんじょうのような気持ちは鈍磨どんましてくる。そして生物学的に、今度の子供は私自身のどの特性を分担ぶんたんして来るだろうかとよくを出してくる。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)