“針刺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はりさ50.0%
はりさし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでその長い竿さおはりといい、今でも沖繩などではこの助手の役を針刺はりさしとよんでいる。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
菅笠すげがさ脚絆きゃはんで、ざるに積んで、女の売るのは、小形のしおらしい蟹で、いちの居つきが荷を張ったのではない。……浜から取立てを茹上ゆであげて持出すのだそうで、女護島にょごのしま針刺はりさしといった形。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)