トップ
>
釘締
>
くぎじめ
ふりがな文庫
“
釘締
(
くぎじめ
)” の例文
と助七は才槌を
揮
(
ふ
)
り上げ、力に任せて何処という嫌いなく続けざまに仏壇を打ちましたが、板に
瑕
(
きず
)
が付くばかりで、
止口
(
とめぐち
)
釘締
(
くぎじめ
)
は少しも
弛
(
ゆる
)
みません。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と才槌を
提
(
ひっさ
)
げて、
蹌
(
よろ
)
めく足を
蹈
(
ふ
)
みしめ、棚の側へ摺寄って
行灯
(
あんどう
)
の蔭になるや否や、コツン/\と
手疾
(
てばや
)
く
二槌
(
ふたつち
)
ばかり当てると、忽ち
釘締
(
くぎじめ
)
の留は放れて、遠州透はばら/″\になって
四辺
(
あたり
)
へ飛散りました。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
釘
漢検準1級
部首:⾦
10画
締
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“釘”で始まる語句
釘
釘付
釘抜
釘附
釘隠
釘着
釘店
釘勘
釘拔
釘貫